ざわログ

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人の気持ちを考えろ!という残酷な言葉

こんにちわ!ざわです。

 

中島義道の『私の嫌いな10の言葉』の中に出てくる

人の気持ちを考えろよ!という言葉について思ったことがあります。

 

www.ikedahayato.com

 

イケダさんも書かれていましたが

人の気持ちを考えるのって大変難しいし、恐ろしいことですよね。

 

いじめられっ子は、いじっめっ子の楽しさについて考えないといけませんし。

 

一般的に使われる場面はほとんど弱者が強者に物申すときですよね。

 

やっぱりたまに人の気持ちを考えろよ!とキレたくなる時もありますが

だいたいは自分が追い込まれているか不利な立場に立たされています。

 

例えば会社の飲み会の幹事。

これだって自分に幹事の役回りが回ってきた時に

あなたは「なんで私が!他にもたくさんできる人はいるでしょう!」

と主張するかもしれません。

 

でもそんな時に幹事を任せっきりにして

楽をしようとしてる上司や同僚の気持ちなんか考えられないですよね。

 

「人の気持ちを考えろ」という言葉は実は弱者都合で

この辛い役回りをなんとかしてよ、、という他力本願な言葉なのかもしれません。

 

もちろん、弱者は救われるべきだし(僕も救われたい側ですが)

気持ちを考えろ!と主張する場面もあるかもしれません。

 

でも、そんな残酷な言葉だという認識がないまま使うことは

不健全だと感じます。

 

結局は人のために発せられる言葉なんてほとんどなくて

いちばん奥の根っこは自分の気持ちや希望欲望に端を発しているはず。

 

だから安易な、常識的な言葉を、常識的な判断基準に任せて

口に出すと結果的に人を傷つけ、回り回って自分を傷つけますよね。

 

なんのこっちゃ!という感じですが

要するに

 

 

人の「気持ち」を考えさせることは残酷

 

 

と、いうことでしょうか。。

 

くそポエマーな文章で気持ち悪くなってきたのでこの辺で。笑

 

では!