【読書メモ】仕事量の多さに悩まされている人、これで仕事を仕組み化しましょう!『最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術』泉正人
日々仕事量の多さと、効率の悪さのせいで長時間労働に悩まされていることもあり
仕事の進め方を本格的に見直さなければと思っていました。
で、先日この記事を読みました。
その中で気になってこちらの本を読んでみました。
常々仕組み化することは非常に重要なことであると思っていましたが
具体的にどうすればいいのかわからないこともあったので
実例がたくさん記載されていて参考になりました。
せっかくなので読書メモを残しておこうと思います。
メモ
「仕組み」とは「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のこと
面倒くさいことは、徹底的に楽にやることを追求する。
考えなくてもいいことにわざわざ頭を使う必要は無いのです。
もちろん営業部門やサービス業のように、仕事量を増やせばそれが売上げ増に直結する業務・業種であれば、たくさん働くことに意味があります。(ただし、その場合でも効率を考える必要はあります)
しかし、そうではない総務や人事部門、あるいは同じ営業部門であっても管理や事務といった、時間をいくらかけても売上げ増に直結しない業務に関しては、むしろ「仕組み化」することで効率化をはかり、かけるコストを最小限にしていくべきです。
もう少しいえば、マネジャーになったら、部下や同僚に仕事をまかせるときに、「やっておいて」と言うだけでは不十分です。彼らがその仕事を問題なく実行できるような「仕組み」をつくって、そのうえで仕事をまかせなくてはなりません。
「がんばります」という具体性のない言葉ですませたり、「彼は几帳面だから大丈夫」などと個人の能力に頼り切るのはやめましょう。仕事に「仕組み」をつくるのです。
ポイントは、そこに気分や「意志の力」を介在させないこと
仕事を「仕組み化」するということは、つまり仕事の進め方にフォーマットをつくり、それを「才能」「意志の力」「記憶力」にかかわらず、誰でも再現できるようなルーチンをつくることです。
仕事を選択する判断基準は、「重要度」ではなく「処理時間」なのです
「楽になってどうするか?」・・・それは「仕組み化」によって捻出した時間を、より生産的なことに使うのです。
とにかく、感情で判断をしたり、同じ仕事を行う上でその度考えることをやめて
仕組みを作り誰でもできるようにすることが一番の効率化ということですね。
仕組み化できることは極力仕組み化をしてしまって、より生産的なこと
より頭を使う複雑な問題に取り組むべきだということも
当たり前のようですが改めて考える必要があります。
2008年に出版された本ですので、若干情報は古いものではありますが
考え方自体は参考になる考えですね。
より便利なツールや、テクノロジーが出てきているので
していきたいものです。
では。