ざわログ

ブログど初心者。ファッション業界で生き延びながら、転職したい人。

仕組みのなかで頑張るより、仕組み自体を変える方が楽ですよね

 

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昨日『仕組みの仕事術』を読んでいて感じたことです。

 

我々サラリーマンは、会社に所属をして、会社の仕組みの中に

自分を適応させて馴染んでいきます。

 

もともとある仕組みをいかに自分のものにするのか

また、その仕組みをいかにキープするのか

 

とにかく会社、業界を回す常識的な仕組みのなかで

もがいています。

 

でもそれって、しんどくない?

仕組み自体をより良い方に変えちゃったほうが

いろいろ楽なのでは?

 

と思いました。

 

例えば

例えば、書類にいろんな上層部の印鑑が必要な場合

誰かが出張でいないとか、自分が会議に出なければならないから

承認印をもらえない、だとか

とにかくいろいろ面倒ですし、時間がかかります。

 

もしあなたが仕組みのなかでなんとかしようと思うなら

早く印鑑がもらえるように、かなり早い段階から各所に声をかけたり

事前に調整をしてなんとか間に合わせようとします。

 

まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですが。

 

しかし、承認印が必要な書類なんかは案外必要となることが多いし

内容なんてロクに見ていない上司もいます。

それなら仕組みを変えてしまった方が明らかにプラスです。

 

だいたい印鑑なんか必要ないのではないか?

他に方法はないのか?

せめて承認する上司の数を減らし、簡素化できないか。

 

など、仕組み自体を改善することで、自分以外の人間にも有益ですし

つまらない印鑑集めにかけていた時間を本来あなたがやるべきことに

時間を頭を費やすことができます。

 

仕組みの中で頑張ることはとても辛い

あくまで一例ですが、このように当たり前に存在している仕組みだって

非効率的な部分は大いにあるし、組織が大きくなればなるほど

仕組みが多すぎて考える事自体が億劫になります。

 

仕組みを見直し、変化を加える事が出来なければ

ブラック企業化すると、僕は思います。

 

効率が全てではありませんが、従業員の労働環境の整備であったり

人事制度など働きやすさの部分にも当てはまる事です。

 

さらに、非効率な仕組みの中で最善のやり方を探したとしても

それはただただ非効率なだけ。

仕事量やケアしなければならないものは依然として多いはずですし

精神的に非常につらいです。

(印鑑の例は、僕が経験した事です、本当に無駄だなと思って仕事をしていました)

 

それがエスカレートすると

非効率さを精神論な体育会系なノリでなんとかしてしまおうとする上司が現れて、

ひたすら忙しくなり、仕組みを変えるだなんて事も、そもそも思いつかなくなり

疲れ果て、心が病んでいきます。

 

ですので、仕組み自体を疑い、変えていくようにすることが

労働環境を良くする一番の方法であると僕は考えます。

 

とは言え・・・

言うだけは簡単ですが、これって非常に困難な問題でもあります。

組織相手ですから、今までそのやり方で頑張ってきた上司・会社を否定することと

捉えかねないし(そんな上司・会社ならいますぐやめるべきですが)

非常に時間のかかる行為であります。

 

だから、まずは己の働き方から見直し、より時間をかけず

今の仕事量をキープすることができれば理想的です。

 

その先にチームの働き方や組織の働き方の変化があるのかなと思います。

 

まぁ、僕の働き方がおかしいと感じているので

こんなことを考えてみたんですが、徐々に変わっていけばいいかなと。

 

では。